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ワーケーションでライフプランを豊かに


8月の初旬、息子の夏休みということもあり北海道でワーケーションをしてきました。3泊4日の旅だったのですが、ここ数年コロナで旅行を控えていたこともあり久しぶりに充実した時間を過ごせました。

その中で思ったのは「働くなら働く、休むなら休むで白黒はっきりすべき」と思い込まず、ワーケーションというある意味グレーな環境を受け入れることができれば、若い時期の貴重な時間、子どもが小さい時期の時間を有意義に使える可能性が広がるということ。私も会社員だったとき「退職しなくても1か月くらい長期で休めたらいいのに…!」とよく思っていましたが、ワーケーションなら実現可能性がぐっと高まりますよね。

老後まで不安のない生活基盤を築くことも大切ですが、そのために現役時代はお正月くらいしかゆっくり休めないというのは、人生における時間の価値を考えるとすごくもったいないことです。ワーケーションが普及して仕事の穴をあけることなく、大自然の風景や非日常の経験を家族と共有できるようになれば、違う形で豊かなライフプランが描けそうですよね。

コロナがきっかけとなりテレワークの導入も進みましたが、同時に人生の価値観が変わった人も多かったのではないかと思います。自粛をして誰にも会わず楽しみも我慢して過ごす人生に意味があるのだろうか。人生において本当に価値のあるものは何なんだろうかと私も色々考えさせられました。そんな時期を過ごしたからこそ「これから何が起こるかわからない」「可能性があるのならば働き方を変えて、働く人の今の時間をより豊かにしたい」と強く思うようになりました。

とはいえ実際にやってみるとまだまだ課題も多いと感じます。今回実践してみる中でも、労災、費用負担、労働時間管理などにおいて「こういうケースだとどう対処したらいいんだろう?」と感じることが多くありました。テレワークと同様に、柔軟さをもって良い形で制度運営をするとなると自社に合ったルール作りが必要なだけでなく、個人個人が自律的に働くという意識を持つことや、オンラインで仕事が完結するような仕組みづくりも求められます。

具体的にワーケーションの制度導入をする際には、観光庁のサイトなどに掲載されている他社事例を参考にして、その会社に合った形で制度設計を進めていくのがよいと思います。

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・企画立案などの仕事で成果が出せる環境を提供する、リフレッシュをしてメンタルヘルス対策とする、ワークライフバランスの実現、など自社におけるワーケーションの目的を考える
・ワーケーションにかかる旅費は会社負担なのか・給与課税すべきか、出張旅費規程の対象となる出張との違い、移動の飛行機内でのけがは労災の対処になるかなど、労務管理上で想定される疑問点について確認をしておく
・ある程度制度設計をしたらトライアルをしながら改善を重ねていく
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そんな形で前向きに取り組んでいけば、職場に新しい価値が生まれエンゲージメントの向上につなげることもできると感じました。
☆リンク→『ワーケーション&ブレジャーの導入・推進による効果と企業経営』(観光庁)

「現場作業でテレワークすらできないのだからワーケーションなんて夢のまた夢」という企業でも研修や企画会議をいつもと違う場所で行うという形ならとり入れられるかもしれません。色々な可能性を探りながら、働く人の人生に彩りや安らぎを組み入れることができたらいいですよね。


人生は一度きり。若いときの時間も子どもが小さい時期もあっという間に過ぎていきます。会社が社員に与えられる価値は金銭的なものだけとは限りません。今の時代だからこそ形にできる、豊かさを感じる働き方やライフプランを職場から創り出していけたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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~働き方とライフプランの変化に応じた職場づくりで企業も社員も豊かに~
ウェルス労務管理事務所 佐藤麻衣子

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