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健康と生産性

5月最後の週末は山中湖ロードレースに行ってきました。

山中湖畔13.8キロを走ってきたのですが、
気温も21℃と涼しく、
とっても気持ちよかったです。

本題ですが、
労務管理の中で「健康経営®」という考え方があります。

従業員の健康増進への支出をコストととらえずに、
投資ととらえて、積極的に取り組むことをさします。

従業員の活力向上により生産性を上げるという効果もあって
積極的に取り組む企業が増えているんです。

「なんとなく、仕事の調子が上がらないなぁ」とか
「今日は集中できないなぁ」とか感じながらも
仕事をしている日、経験したことがありますよね?

こんなふうに、生産性が低くなってしまう状態を、
『プレゼンティーイズム』といいます。

疲れがたまっている状態であったり、
うつ症状、頭痛や花粉症などが原因で引き起こされます。

このプレゼンティーイズムによって、
目に見えないところで企業に生じている労働損失(生産性の低下による経済的損失)は、
企業が負担する医療費(保険料や薬代)や
病気休業にかかる費用よりも大きいという研究結果があります。

もったいない話です。

このちょっとした体調不良や、
メンタルの落ち込みなどによる生産性の低下を改善することは、
お金に換算するとものすごい価値に相当するということです。

人に関する損失は目に見えず
、数字にも表れにくいですから見過ごされてしまいがちですが、

確かにイキイキと仕事に没頭しているときと、
頭痛で何とか仕事を進めようとしているときって、
全然仕事のスピードも質も違いますよね。
(お給料はかわらないのに・・・)

そう思うと従業員がイキイキできるよう
会社が投資をすることは理に適っていると感じます。

健康の基本は適度な運動、良い食事と睡眠です。

健康経営への取組の一歩として、
職場でマラソン大会にエントリーする、
というのもいいかもしれませんね。

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