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先日、
『労働裁判の判例からはわからない
労務管理の真のポイント』
についてのセミナーを受けたのですが、
そこで、ここ数年の時代の変化を実感しました。
今は昔と違って、
社員がスマホで撮った写真が
証拠となることがあったり、
PCのログやサーバーに残った情報などが
確認されるようになっていたり、
労働組合がネット上で
会社を攻撃することがあったり、
一人の学生がSNSにアップした写真が、
会社の経営を揺るがす爆弾になったりと、
労働者の声や、職場の状況が、
はっきりとした形で確認できたり
簡単に表に出てしまう環境になっているということです。
「そういうことが、一人でできてしまう時代」
という先生の一言が印象的だったのですが、
労働トラブルにおいても、判例の背景に
そういった証拠や経緯がたくさん登場したのを見て、
この変化は大きいものだなと
あらためて感じました。
ある意味では、ごまかすことができず、
透明性が担保される時代とも言えるのかもしれません。
ログやサーバー履歴、GPSがある状況では
労働者もサボれないし、
SNSで発信される可能性があるなら
会社もブラックではいられませんよね。
(何だか少し息苦しさを感じますが・・・)
そういう面からも、
労使ともに誠実に職場に向き合うことが、
より求められる時代だなと、
しみじみ感じました。