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先日、FPの方向けに、
「高齢者の社会保障とリタイアメントプラン」
をテーマとしたセミナーをしました。
その中で取り上げた、
今年の改正についてシェアしたいと思います。
今年の8月から、所得の多い高齢者の
高額療養費と介護保険負担が増えていきます。
「高額療養費」というのは、
医療費の家計負担が重くならないように、
医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が歴月の1か月で
上限額を超えた場合にその超えた額を支給する制度です。
8月からこの制度において、
70歳以上の方の負担割合が
変わっていくというものになります。
また、介護保険においては、
負担割合が3割の方が出てきます。
現在、医療や介護は少子高齢化の影響で、
財政状況が厳しいため、
今後も見直しが進んでいくと予想されます。
実は、高齢者が高齢期に感じる不安の4位が、
この「社会の仕組みの変化」となっています。
(FP協会調べ)
確かに、もう仕事を辞めてしまった後に、
負担が増える改正が続いたら、
生活設計が崩れてしまうので不安ですよね。。
ですが最近、医療介護だけでなく、
高齢者雇用や年金制度についても、
見直しが進んでいます。
こういった変更はライフプランにも大きく影響するので、
今後どのように進んでいくのか
より注視しておきたいと感じました。
どちらにしても、一定の資金準備と、
健康・キャリアへなどの無形資産への投資は、
さらに大切になりそうですね。