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3月29日に内閣府から中高年のひきこもりが
推計で約61万人いるとの発表がありました。
ここでいう「中高年」とは
満 40 歳から満 64 歳の人をさしています。
これにより、引きこもりの高年齢化という
社会問題が浮き彫りに。
今回の調査の目的は、
子供・若者がひきこもり状態となることを
防ぐために必要な施策や、
ひきこもりの長期化を防ぐための適切な支援を
検討するための基礎データを得ること
とされています。
調査では引きこもりになったきっかけに
「退職したこと」をあげた人が多く、
非正規雇用の増加といった
雇用環境の変化が影響しているとの見方から
氷河期世代の引きこもりについて、
就労支援によって自立を促していこう
といった動きにつながっていきそうです。
こう見ていくと、
雇用環境の改善が解決策のように感じますが、
メンタルヘルスに詳しい姉からは、
心の問題もとても大きいから
雇用やお金の支援だけでは
本質的な解決にならないかも、という話も。
つい、自分の視点で見てしまいますが、
たしかに心理的な問題解決も重要ですよね。
現実問題として
ライフプランを考えるときも、
収支が合って、マネープランとして
成立すればそれでいいわけではなく、
幸せを感じられる人生設計でないと
実現するエネルギーも湧かず
意味がないものになってしまいます。
不安をなくすにはどうしたらいいか
どこに生きづらさがあるのか
生きがいを得るにはどうしたらいいか
自分の気持ちや
自分をとりまく環境の違和感に向き合って、
言葉にしたり、書き出したりして
解決の糸口をみつけていくような
プロセスが大切だと思います。
気持ちの問題、という視点も忘れないように
ライフプランでお金の不安に向き合いつつ、
数字には表れない気持ちを
整理していくにはどうしたらいいか。
これからはお金の知識以上に、
その人の内面から答えを見つけて
支えるような「寄り添い方」が
求められるのではないでしょうか。
お読みいただき、ありがとうございました!
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~働き方とライフプランの変化に応じた職場づくりで企業も社員も豊かに~
ウェルス労務管理事務所 佐藤麻衣子
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