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2022年の年金法改正と氷河期世代のライフプラン

11月22日に東京都社会保険労務士会足立・荒川支部様のオンライン研修に登壇させていただきました。大変貴重な機会ををありがとうございました。

今回は2時間の研修で2つのテーマをというご依頼だったのですが、他の研修とあまり重複しないテーマでとのことでご担当の方と相談をした結果、『テレワーク導入における労務管理以外のポイント』『2022年の年金法改正と氷河期世代のライフプラン』となりました。

テレワーク導入に関しては『テレワーク導入全力応援プロジェクト』において、協業で受託している経験から労務管理以外でボトルネックになりがちな業務分析、情報セキュリティ管理、オンラインでのコミュニケーション支援についての概要をまとめました。氷河期世代のライフプランは1冊目の本『30代のための年金とお金のことがすごくよくわかって不安がなくなる本』でも取り上げたテーマ。今回のブログではこちらの内容を少しご紹介します。

 

2017年に経済産業省から「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう生き抜くか~」という資料が公表されました。

いわゆる人生100年時代と言われる中で、個人の将来不安が増大しているということが多くのデータをもとに示されました。実際に、非正規雇用も増え未婚率も上がる中では安定した生活設計を描けないケースは増えているのではないでしょうか。

ちょうど研修の企画をしていた頃に「令和2年分民間給与実態統計調査結果について」が発表され、会社員の平均給与は433万円で賃金がほとんど上がっていないということがメディアでも話題になりました。

いわゆる氷河期世代が中高年層になっていく中、雇用や年金はどのようになっていくのか。これは昨年実施したセミナー『70歳就業・年金法改正ニューノーマル時代をどう生き抜くか』でもとりあげた内容ですが、法改正の趣旨に沿って長く働ける職場環境を整えること、そして、働く人が公的年金への理解を深めて自分に合った就労延長や年金受給を設計していくことが重要です。

ライフプランシミュレーションをすると、長く働くことができれば老後の生活設計を大きく改善できることがよくわかります。ですが、実現をするためには会社が長く働ける環境づくりをして定年や継続雇用などの制度をアップデートしていく必要がありますし、働く人も会社の利益に貢献できる人材であり続ける必要があります。

職場づくりやキャリア形成・資産形成は一朝一夕にできるものではないので、今から長期的な視点で取り組むことが大切です。社労士の専門分野である労務管理と社会保障の両面から現場をサポートしていけたら、きっと人手不足と将来不安の2つの課題を解決できるはず。そんな思いから、2022年の年金法改正についての概要を整理しました。

☆リンク→年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律の概要

70歳就業確保や男性育休など性別や年齢によらず働き続けられる職場づくりに取り組みながら、被用者保険の適用拡大など年金法改正がすすむ局面において、働く人にライフプランやキャリアプランを考えてもらう機会を持つ会社が増えたらと思います。

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ウェルス労務管理事務所 佐藤麻衣子

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