2024年の目標

2024.1.2
ライフプラン, 労務管理

お正月は息子と初詣に行き、手帳と向き合ってたくさん内省の時間をとりました。『2023年の振り返り』にも書きましたが、昨年は大切な人を亡くし生活も人生観も大きく変化しました。今年はどんな年にしたいのか、しっかり言語化して後悔のないように過ごしたいと思います。

＜2024年の目標＞

１．人生において大切な時間を最優先する
私が今一番価値を感じるのは子どもの成長と一緒に過ごす時間です。自営業なので曜日も関係なく仕事をしていますが、息子が中学・高校の間は色んな景色を見せたいと思い、一昨年から家族ワーケーションをしています。
今までは年１回でしたがこれを２回に増やすことに。北海度、福岡と２回やってみたらすごくよくて、もっと思い出をつくりたいという気持ちが強くなりました。元旦に息子のリクエストを聞いて今年は大阪と富山に行くことに。

そんな話をしていた矢先に能登半島の地震が起きました。横浜も揺れたのでニュースを見たらちょうど行こうと話していた富山県が被災したとのことで息子と驚くとともに胸が痛みました。
平穏な日常は当たり前にあるものではないというのは、病気や不慮の事故だけでなく災害が起きたときにも気づかされます。

人生において大切な時間を最優先して、そのために必要なお金を人の役に立つ仕事・意味を感じる仕事で稼ぎ、大切に使う。社会人になると仕事の時間を優先してしまいがちですが、足るを知り、時間は有限だということを忘れずに毎日を大切に過ごしたいです。
震災に遭われた皆様が少しでも早く日常を取り戻せますようお祈り申し上げます。

２．やるべきことから逃げない、無理なくできる環境をつくる
昨年はメンタル面でつらい年だったこともありますが、仕事に身が入らず徹夜をして納期に滑り込むような日が多々ありました。息子にも体調を心配され、これではいけないと反省。気持ちが乗らないとやるべきことから逃げてしまうのをやめようと決意。
とはいえ、気持ちだけで乗り切るのはしんどいので、無理なくできる環境作りも並行して進めていこうと思っています。

■仕事の工数とスケジュールの管理をしつつ、週１日のバッファを確保する
週末にリカバリーしようとすると結局時間が足りず品質も落ち、精神的にも健康面でもマイナスになってしまうと痛感。ノーという勇気を持ち、平日に余白を１日確保できる状態を超える仕事は受注しないことに決めました。

■ 経理業務の外部委託
今まで自分でやっていましたがインボイス対応などもあり手に負えなくなってきたので専門家に委託することに。事業に関する相談もできる環境になり、気持ちの面でもすごく楽になりそう。

■ 定期的な１on１
今まで一人で計画を立ててPDCAを回してきましたが、こちらも限界を感じるようになりました。仕事における優先順位や自分の在り方を見つめ直して、定期的に俯瞰をしながら自分らしく事業を展開していきたいです。

時間的にも精神的にもいっぱいいっぱいになった昨年。辛かった反面、今まで苦手だった「人に頼る」ということが自然とできるようになりました。私が人を雇わず一人で仕事をしているのは、自分が専門職として現場で仕事をしたいという気持ちが強いだけでなく、人に頼るのが苦手という理由もあったと思います。この部分が克服できたのは自分にとって良い変化でした。
息子が成人したらチームで働くという夢があるので、少しずつ近づいていけたらと思います。

３．自社の研修カリキュラムを作り込む

今まではフリーランス人事のような位置づけで、企業のコンサルティングに入ったり、金融機関のコンテンツ制作を受託したり、研修機関から委託して講師業をする仕事が多かったのですが、自分の全てをつぎ込んだ作品のようなカリキュラムを作りたいという気持ちが強くなりました。

過去に一度チャレンジして挫折した個人向けのライフプラン講座があるのですが、その時の反省も込めて個人向けではなく法人向けに、コンテンツを作り込んでみたいと思うように。

「継続投資教育・ライフプラン研修」と「労務管理」というテーマは変わりませんが、今までの経験を活かしてオンラインと対面を組み合わせた実践的な内容で、質の高いプログラム作成にチャレンジしたいです。

現状は受託している仕事もあるので、2024年は土台作りから。これに関しては他の仕事より一段とわくわくする気持ちが持てるので、作り上げていく過程も楽しみながら進めていければと思います。