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iDeCoの加入者100万人に

今日のフジサンケイビジネスアイの一面に
「確定拠出年金 加入100万人超」という記事が掲載されていました。
(8月中に加入者が100万人を突破する見込みのようです!)

2016年12月時点では加入者は約30万人でしたが、
2017年1月に専業主婦(夫)や公務員が加入対象に追加されてから、
まさに右肩あがりで増えています。

☆加入者数の推移はiDeCo公式サイトで確認できます
https://www.ideco-koushiki.jp/

記事では、公的年金への不安も背景になっていると指摘していましたが、
たしかに「少子高齢化」「人生100年時代」
といったニュースを目にすることも増え、
自助努力への関心が高まっていると実感しますね。

そんな中で、最近はトルコリラの急落など、
金融市場にすこし緊張感が走りました。

iDeCoは60歳までの長期運用資産なので、
原則毎月積み立てで買い付け、
分散投資でリスクを抑える運用が基本で、
短期的な相場に一喜一憂はしないというのがセオリーです。

とはいえいろいろなスタンスで運用をしている人がいるでしょうし、
今はスマホで残高も逐一チェックできてしまうので、
資産がマイナス評価になると気になってしまう人もいますよね。。

そんな場合、60歳まで現金化はできませんが
資産配分の変更とスイッチングができるということ、
そしてその方法など確認しておくと安心です。

 

☑ 資産配分とは、
毎月買い付ける商品を決めることです。
=「これから」投資する商品を選択します。

☑ スイッチングとは、
過去に買い付けた商品の変更をすることです。
=「いままで」投資した商品の売却をして、新しい商品に変更します。

たとえば、

相場が心配で現在の資産残高をキープしたいと考えたときは、
スイッチングを活用して「いままで」投資した商品をいったん定期預金等にしておく、
といった対応もできます。

しかしながら、

実際に相場が下がり、株式投信の価額が下落して不安になったとしても、
資産配分を変更し「これから」買い付ける商品まで、
全部定期預金に変更してしまうと、
安い時期に買い付けるチャンスを逃してしまうかもしれません。

このように、手続きの意味合いについて整理しておくと、
冷静に対応できるのではないでしょうか。

iDeCoは60歳まで引き出すことはできませんが
資産配分やスイッチングを活用して
口座内のリスク管理をすることはできます。

 

100万人を突破して、じぶん年金づくりが身近なものになってきたいま、
商品内容の理解や市場の分析と合わせて、
こういった手続きについても確認しておくことをお勧めします^^!

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