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GビズIDを使ってみました!~社会保険手続きの電子申請~

2020年4月からGビズIDによる
電子申請の運用がスタートしています。

昨年行政手続きを原則電子化する
いわゆるデジタルファースト法が成立したこともあり

4月からは特定の企業において
一部の手続きにおいて電子申請が義務化されるなど
電子化は今後も推進されていく流れにあります。

中小企業や個人事業主でも簡単に手続きができます
特定の法人は一部手続きが義務化されています


私の事務所は就業規則作成や
労務コンサルティングをメインにしているので
手続き業務の代行は少ないのですが、

今年の算定基礎届では、
GビズIDを使って電子申請をしようと

年金事務所のHPから取得できる
「届出作成プログラム」を使って
まずは自分の法人の手続きで実践しました!


使ってみて感じたのは、
これからは無料の範囲でもできる環境が
整ってきそうだということ。

5年ほど前の社労士法人勤務時代や開業当初は
まだ電子申請のハードルは高く

電子証明書が必要なe‐gov経由で
有料の電子申請用のソフトウェアを使い
手続き業務をしていたのですが、

GビズIDで無料の認証システムができ、
分かりやすい手続きフローなども
公開されるようになっているので、

費用の面でも、手続きフローの面でも
申請のハードルは下がる形で
少しずつ環境も変わっていきそう。

☆リンク→ 『社会保険手続きには、 電子申請が便利!』 日本年金機構HP
各種様式のダウンロード


なお、現時点(2020年7月現在)において
社会保険関係の手続きにおいて
無料の届出作成プログラム を使い
GビズID経由でできるものは以下のとおり。

<厚生年金・健康保険>

  • 資格取得届
  • 被扶養者(異動)届
  • 資格喪失届
  • 報酬月額算定基礎届
  • 報酬月額変更届
  • 賞与支払届
  • 国民年金第3号被保険者関係届

<雇用保険>

  • 資格取得届転勤届
  • 資格喪失届
  • 転勤届
  • 個人番号登録届

今後は手続きの種類も増えていきそうですね。


また、個人においても
新型ウィルスの影響もあって
行政手続きの電子化が進んでいます。

10万円の特別定額給付金や
児童手当の現況届など、
今年はマイナポータル経由で
手続きすることができて便利になったなぁと。

今まで役所に行ったり郵送したり
しなければいけなかったものが
電子化できれば資源の節約にもなるし、
移動時間も節約できていいですよね^^


慣れた方法を変えるとき
はじめは少し億劫なこともありますが、
やってしまえばあとは楽になるもの。

ぜひ積極的にとり入れて欲しいです。

弊所でもテレワークの導入の一環で
手続きの電子化を進めていけるよう
今後も情報をキャッチアップしてまいります!

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ウェルス労務管理事務所 佐藤麻衣子

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