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制度を変えても、現場が変わらないとつらくなる

最近、「働き方改革がひとり歩きしている・・・」
というような記事をよく見るようになった気がします。

残業削減で勤務時間は減っても、仕事の量が変わらないと、
仕事が終わらなかったり質が落ちたりして、

現場で働く人がかえってつらくなってしまう、というような内容です。

私も営業をしながら時短勤務をしていた時期に、

数字を取ろうとすれば営業活動や事務処理に追われ時間内に収まらず、
時間内に終わらせようとすると数字の達成が難しい・・・

というようなジレンマを感じた経験があります。

現場で働いている人からすると、
その部分に対するフォローや改善のアイデアがあったり、
捨ててもいい仕事を会社が明示してくれると、
とても助かりますよね。

社会保険労務士として働き方の見直しや両立支援をする場合、
働き方を変える→労働条件の変更→規程の変更という部分が専門分野で、

規程変更に必要な労働基準法や労働契約法などを
試験の時もその後もたくさん勉強をするのですが、

『現場における働き方の見直しの実践方法』については、
専門ではありません。。

そこで業務プロセスやコミュニケーションの改善を専門に仕事をされている
『職場の問題地図』の著者である沢渡先生の研修を受けてきました。

会社員時代に、現場の業務プロセス改善をされてきた方で、
ワークを通じて現場の問題を洗い出しながら講義を進めていくという
とても実践的な内容でした。

どこに問題があるのかを見つける視点や、
課題に対する改善のアイデアが満載で、

また、参加していたほかの社会保険労務士の先生の意見もすごくて、
講義の間メモが止まらない・・・

制度だけ変えても、現場の目線が抜け落ちてしまっては、
問題はなかなか解決しません。

土台から職場を変えようと思ったら、

やはりそれなりの時間や、変わろうとする強い意志、
丁寧なコミュニケーションが必要だと身にしみました。

最後のほうに、職場が変化した事例の紹介があったのですが、
そこには安心して長く働ける職場があり、
たくさんの若い従業員さんがいました。

本当の意味での働き方改革は簡単なことではないかもしれませんが、
まずは、会社と従業員が取組の先のしあわせな職場をイメージして、
共有することが大切ですね。

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