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寒い日が続きますね、
春が本当に待ち遠しいです。
昨日、企業の方とお話をしている中で、
労務管理は何のためにするのかと、
改めて考えさせられることがありました。
一般的に労務管理とは、
従業員に意欲をもって働いてもらえるよう、
職場環境を整備したりマネジメントをしたり
することをさします。
以前、尊敬する経営者の方が、
===============
労務管理は従来の制度運用中心から、
心理学やマーケティングといった領域に
===============
とおっしゃっていたのですが、
まさにそんな流れを感じています。
終身雇用で転職も少ない時代であれば、
人は「いる」という前提で、
どのように制度を整えていけば生産性が上がるか
という考え方だったのではないかと思うのですが、
今多くの企業では、
人が「いない、または辞める」という中で
どのように制度を整えていくかを考えています。
とはいえ、人がいないからと言って、
給与を上げたり休みを増やしたり
従業員の要望に応え続ければよいわけでもなく、
適切に働いて利益を出していく必要があります。
ワークライフバランスの良い会社で
求人をすれば応募たくさん来るけれど、
バリバリ仕事してサッと帰るとは限らず、
残業がない会社=楽でストレスがないという認識で
応募をしてくる人も少なくない、
という悩みがあるそうです。
意欲を持って仕事に取り組んでもらいつつ、
柔軟な働き方をするためには
働きがい・生きがい
スキルアップ・成長の実感
愛社精神、よい人間関係 なども
制度設計と一緒にデザインしながら
対応していく必要があります。
労務管理は、
一方的なものから双方向に、
そして経営のためではなく、
「お互いが幸せでいられるため」
という視点で取り組むことが
会社にとっても大切になってきていると
あらためて思いました。
お読みいただきありがとうございました!
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~働き方とライフプランの変化に応じた職場づくりで企業も社員も豊かに~
ウェルス労務管理事務所 佐藤麻衣子
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