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2つの労働時間管理

来年からの法改正の準備のため、
9月は労働時間の研修に通っていましたが、
昨日はその最終日でした。

働き方改革関連法案について
確認するだけでなく、

条文や省令、判例などを見ながら、
労働時間について考える力を養うような内容で、
法改正の理解が深まりました。


修了証書が時計のデザイン^^

 

法改正により今後は労働時間を
2つの視点でより厳格に
管理をすることが求められます。

ひとつは
賃金計算にかかる労働時間

もうひとつは
健康管理にかかる労働時間

いまは生産性の向上や
育児・介護と学び直しのために
柔軟な働き方が推奨され

フレックスタイム
テレワーク
裁量労働
変形労働制など

多様な働き方における
労働時間管理に対応することが
求められます。

そのうえで、
健康管理にも配慮が必要。

36協定の上限による
複数月単位のチェックや
有給休暇の管理も必要です。

複雑な賃金計算と
限りある勤務時間の管理。

人手不足も重なるなか、
両方をクリアしたうえで、
従来の業務を回していくというのは
大変なことだなと改めて感じました。

中小企業の上限規制は
2020年から施行ですが
なるべく早めに対策を検討して、

会社に合った制度設計と
スムーズな労務管理の
仕組みづくりができるように
サポートしていきたいです。

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~働き方とライフプランの変化に応じた職場づくりで企業も社員も豊かに~
ウェルス労務管理事務所 佐藤麻衣子

■7月20日/日本実業出版社より著書出版
『30代のための年金とお金のことがすごくよくわかって不安がなくなる本』

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