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「正解」のないものを、どう伝えるか

すっかり秋らしくなりましたね。

毎年秋は短く感じるので
秋っぽいことしたいなと思いながらも、
今日はこもって事務作業でした。


(息子にもらったカービィ、癒される・・・)

 

会社に確定拠出年金を入れている場合
「継続投資教育」といって、

制度そのものの仕組みのおさらいや
従業員が運用するための金融知識を
会社が教育するという努力義務があります。

今日はその投資教育研修の資料の
最終チェックをしていたのですが、

自分の中でGOサインが出せず
(納品日なのに)
悩んでいました。。

 

というのも、
最近株式相場が大きく動いた局面があり
長期的な運用をどう考えるかということを
説明するのですが、

長期分散投資というセオリーはあるけど、
「正解」はないとも言えます。

相場は誰にもわかりませんし、
考え方も、感じ方も人それぞれです。

 

ライフプランやリスク許容度とからめて
どう判断するかということを
短い時間でどう伝えるか
どう伝えたらよいか、
しっくりこなかったのです。

 

2008年にリーマンショックがあったとき、
私は銀行の窓口で投信販売をしていたのですが、

相場が下がったとき、
何をどう説明をしても遅くて、
そのときのことが思い出されました。

資産運用をしないことも機会損失ですが、
マイナスになるときもある。

その経験から、
リスクのある商品で運用をするときに大切なのは

お金を効率よく増やすことと
「納得感」を持って運用していること

だと思っているのです。

 

その「納得感」を持つためには、
商品の知識はもちろん
自分で運用してリスクを実感する経験や

いくらくらいにしたくて、
どのくらいリスクが取れるのかといった
長期的なイメージが必要です。

 

スッキリ伝えるためにどこを削るか・・・
あとは当日まで、トークの推敲です。

制度を上手に活用してもらって、
導入してよかったと思ってもらえるよう
がんばります!

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~働き方とライフプランの変化に応じた職場づくりで企業も社員も豊かに~
ウェルス労務管理事務所 佐藤麻衣子

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