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朝晩冷え込むようになりましたね。
急に冬がきたような感じがします。
今日はユース年金学会の続きで、
将来設計に対しての
大学生からの提案について紹介します。
まず一つ目は、
iDeCoや繰り下げの活用で
今の水準の所得代替率を確保するには、
具体的にはどうすればよいか?
というもの。
年金制度を維持していくために、
マクロ経済スライド(※)による調整が進むほか、
老後の期間が長くなることもあり、
将来のための資産形成への不安が高まっています。
☑マクロ経済スライドとは?
現役人口の減少や平均余命の伸びに合わせて、
年金の給付水準を自動的に調整する仕組み。
これにより、年金の給付水準は下がりますが、
将来世代のために必要な措置なのです。
公的年金で賄えない分に対して、
☑公的年金の繰下げの活用
☑iDeCoへの加入
☑保険料支払い期間を長くする(長く働く)
といった自分でできる対策を
どの程度活用したらいいんだろう?
というのをシミュレーションする内容でした。
もし今後も平均寿命が延びていって、
それに合わせて資産形成額を増やしていこうとすると
いたちごっこになってしまいますよね。
そうであれば、
終身で受け取れる公的年金の特長を
活かしていく設計がより大切になってきます。
公的年金の繰り下げや
iDeCoなどの私的年金を活用すると
どの程度の効果があるのかを
図解と数値で伝えてくれるものでした。
自分でできる対策を設計しておくことの
大切さが伝わり、
「年金制度の理解」と「早めの対策」
やっぱりこれにつきる!と感じました。
何より、大学生が将来に悲観することなく、
「どうしたらいいか」
ということをここまで考え、
シミュレーションして考察していることに
とても感激したのでした。
もう一つの印象的だった発表については
次回書きたいと思います。
~ユース年金学会レポート③~
に続く。
お読みいただきありがとうございました!
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~働き方とライフプランの変化に応じた職場づくりで企業も社員も豊かに~
ウェルス労務管理事務所 佐藤麻衣子
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