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今日は年金シニアプランフォーラムというイベントに参加して、
ライフプランにおける
「生きがい」について学んできました。
生きがいって漠然としていますが、
人生の意味や価値など
人の生を鼓舞し
その人の生を根拠づけるもの
(世界大百科事典 第2版)
と言うとイメージしやすいでしょうか。
今まではあまりクローズアップ
されなかったように思いますが、
リンダ・グラットンさんの著書
『LIFE SHIFT』が脚光を浴びてから、
長い人生において、
活力となる無形資産の重要性というのは、
認識され始めているのではないでしょうか。
そんな今回のフォーラムの調査結果の中に、
とてもショッキングなものがありました。
生きがいを持っている人が、
すごく減っているというのです!!
具体的な数値で見ると、
生きがいを持っていると回答した人は、
1996年 78.4%
2016年 43.6%!
しかも若年層のほうが、
生きがいを喪失しているという内容でした。
なんというか、見えないところで
何かが蝕まれているような印象を受けますよね。
この背景には非正規雇用の増加や
生涯未婚率の増加も影響しているのではないかと、
分析していました。
☆非正規雇用の推移
非正規雇用者は平成28年において約2,023万人
雇用者の約37.5%は非正規社員となっています
※出所:厚生労働省
☆生涯未婚率の推移
生涯未婚率は2010年において男性20.1%、女性10.6%
この数値は年々上昇していくと予想されています
※出所:平成26年度版厚生労働白書
長い人生の中で、
趣味や友人、所属するコミュニティなど、
自分の活力となるものがないというのは
さみしいですよね。
また、生きがいがあるということは
メンタルヘルスの面でもプラスに働くので、
元気に長生きをすることにもつながるそうです。
そう考えると、生きがいの価値ってすごいですよね!
フォーラムの中で、
趣味にお金をかけることは
是か非かみたいなお話があったのですが、
これからの時代においては、
それが生きがいになるのなら、
無駄ではなく良い投資といえるのではないでしょうか。
人生の活力となるような時間を
もっと大切にして過ごしていきたいですね。