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iDeCoを使った福利厚生制度

あっという間に5月も折り返し地点ですね。

今週はジャケットを着ていると暑いくらいで、
初夏の訪れを感じます^^

5月は確定拠出年金法の改正がありました。

この中の一つに、
「中小事業主掛金納付制度の創設」
というものがあります。

従業員100人以下の中小企業が活用できる
iDeCoを使った従業員の資産形成制度となっています。

出所:厚生労働省HP「確定拠出年金制度等の一部を改正する法律の主な概要(平成30年5月1日施行)」

iDeCoとは、
個人型確定拠出年金のことです。

2017年1月に加入対象者が公務員や専業主婦など
現役層全体に広がったことで、
加入者数は今年の3月末時点で約85万人となっています。

法改正前の2016年12月時点では約30万人だったので、
急速に普及してきていることがわかりますね。

今回の改正では、従業員の保有するiDeCoの口座に、
会社が掛金を拠出できるようになるというものです。

中小企業においては、
企業型の確定拠出年金を活用することもできますが、

今回の法改正によりiDeCoを活用するという選択肢も増えたことで
より会社に合った制度選択ができるようになります。

<ご参考:確定拠出年金制度とは?>
毎月決まった掛金を拠出して、自分で運用し、
60歳以降に受け取る公的年金の上乗せ年金制度です。
個人で加入する個人型(iDeCo)と、会社で加入する企業型があります。

 

採用面においても、従業員の将来設計を考えて、
資産形成のための有利な制度を導入している企業はとても魅力的ですよね!

ライフプランをサポートするこれらの制度が普及するよう、
弊所も取り組んでいきたいと思います。

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