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時代に合った働き方と生き方を!
そんな思いが詰まった本です
『30代のための年金とお金のことがすごくよくわかって不安がなくなる本』
2018年7月20日 日本実業出版社より出版
働き方も生き方も大きく変わる転換期。
2019年からは法改正も後押しして、
働き方改革が本格的に進んでいきます。
でも目の前にある日々は、
仕事と子育ての両立で、
体力と気力の限界のなかで過ごしていたり
仕事もどんどん難しくなっていって
がんばって働いても
収入が上がる実感を持てなかったり
将来への漠然とした不安をもったまま
毎日こなすことで精いっぱい
働き方改革といわれても、
多くの企業の現場や
多くの同世代の人には
時間も心の余裕もなくて
ドラスティックに何かを変えるほどの
「エネルギー」が湧かない
幸せな人生が描けないと
働き方を変えるエネルギーも湧かないのではないか
そんなことを感じていました。
その反面、
自分の軸を持って自由に生きる
魅力的な人にも出会うようにもなってきました。
氷河期世代、ロスジェネなどと言われ
雇用や社会保障制度の面では
ネガティブなイメージもある30代ですが、
昔にはできない働き方や生き方が、
できるようになっている
たくさんの可能性がある世代でもあると感じています。
これからは、
従来の生き方を踏襲するのではなく、
自分の価値観をはっきりさせて
人生をデザインしながら
その自分軸に合わせて
社会の制度を活用したり、
キャリアプランやマネープランを
組み立てていくほうが
生きがいを得られ、幸せになれるはず。
今までできなかった働き方も生き方も
自分しだいで実現できることを、
説得力をもって伝えられたらと思い
ライフプランという形で表現しようと考えました。
ライフプランニングでは、
将来のビジョンや家計の状況をもとに、
キャッシュフロー表という
一生涯の資金繰り表をつくります。
わかりやすく言うと、
自分のデザインした人生を
実現するための設計図です。
女性であっても高齢になっても
自己実現できる時代
テクノロジーの進化で個人でも仕事ができる時代
時間や場所に囚われない働き方が
手の届くものになった時代
昔はなかった選択肢を、
ライフプランに組み入れて再構築すれば、
豊かに生きることができる。
このライフプランのポイントとなるのが
働き方と密接に関わっている
年金でした。
日本ではそもそも公的年金について、
深く学ぶ機会がありません。
長くなった老後生活を支える重要な制度なのに
公的年金について理解されず、
制度に対する不満や不安が、
人生設計のネックになっていると感じていました。
国のセーフティネットである
公的年金という支えがあるからこそ、
私たちは普通に生活することができる。
そのことをあらためて知ることで
不満に思う気持ちも解消したい。
そこで、
将来設計に深く関わる年金について
現状と見通しを学び直し、
生活環境の変化を整理しながら、
どうしたら豊かに生きられるかを問い直し、
クラウドソフトを使ったモデルライフプランで
年金が減ったと仮定しても
幸せに生きることができるということを
検証をしてみたのがこの本です。
「30代のための年金とお金のことがすごくよくわかって不安がなくなる本」
時代の変化の
ポジティブな面に目を向けて
これからの世代が豊かに生きるために
少しでも役に立てたらと思います!
ウェルス労務管理事務所
佐藤 麻衣子