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今日は、
企業が働き方改革をする意義について
データをみていきます。
なぜ企業は働き方改革をするべきなのか、
その理由は3つ。
☑ 労働力人口減少時代における労働力の確保のため
☑ 労働者の意識が変わってきたため
☑ 産業構造の急速な変化に対応するため
今回はその中から
「労働力人口減少時代における労働力の確保のため」
についてみていきます。
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「働き方改革のゴールとは②」
企業の視点における働き方改革の意義とは?
☑ 労働力人口減少時代における労働力の確保のため
平成29年版高齢社会白書によると、
日本の総人口は、2016年10月1日現在、
1億2,693万人となっています。
そのうち、
65歳以上の高齢者人口は3,459万人となり、
総人口に占める割合(高齢化率)は27.3%
という結果になりました。
日本の総人口は、長期の人口減少過程に入っていて、
2029年に人口1億2,000万人を下回った後も減少を続け
2053年には1億人を割って9,924万人となり、
2065年には8,808万人になると推計されています。
そのような時代を迎える中、
2016年から2025年にかけての9年間で、
15歳~64歳の労働力人口は
7,656万人から7,170万人となり
約486万人も減少すると見込まれています。
またこの時期に、1947年~1949年生まれの
団塊世代が75歳以上になることから、
介護を担う男性も増加することも予想され、
介護離職の増加による
労働力の減少も懸念されています。
そしてすでに、
この労働力減少の影響は出始めています。
2017年版中小企業白書において
人材の過不足状況を調査したところ、
人材が不足していると回答した企業は
約半数に上っており、
特に建設業や介護・飲食等のサービス業において
深刻な状況なのです。
人手不足による
営業時間の短縮やサービスの縮小、
さらには倒産という事案も出てきています。
この長期的な人手不足に対応するために、
企業は経営戦略として
働き方改革を進めていく必要がある、
ということです。
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働き方改革のゴールとは③
~100年ライフの働き方vol.3~へ続く
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ウェルス労務管理事務所 佐藤麻衣子
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