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30代からみる、70歳まで働く社会

厚生労働省より10月9日に開かれた
第8回 社会保障審議会
企業年金・個人年金部会の資料が
開示されています。

☆リンク→第8回 社会保障審議会 企業年金・個人年金部会 資料

その後、ニュースでも報道されましたが、

============
企業型の確定拠出年金は70歳未満
個人型の確定拠出年金(iDeCo)は65歳未満まで

加入できる期間を延ばす方針で、
20年の通常国会に
改正法案の提出を目指すとのこと。
============

70歳まで働ける人は働いて、
その間も資産形成をしていく社会に
制度面からも変わって行きそうです。

 

そうは言っても70歳・・・
30代にとっては30年以上先のこと。

自分の息子をみていると、
これからさらに進化をするであろう
デジタル社会についていけるのか
正直心配になることがあります。

 

息子は、フォートナイトという
オンラインゲームが好きなのですが、
そばで見ているだけでも
時代の変化をひしひしと感じます。

オンライン上のコミュニケーションも
失敗を重ねながら姉にマナーを教わったりして
身につけて楽しんでいます。

引っ越しをしても
今はオンラインで友達とつながれるので
人間関係において「場所」という概念も
薄くなっているような印象も。

こうやって子供は遊びながら新しい時代に
馴染んでいくのかもしれません。

 

そんなふうにデジタル慣れして、
人間関係にもリアルとオンラインがあり

わからないことがあれば
ネットで検索・動画で学習して
そこそこ何でもできるようになってしまう世代が
大人になって仕事をしている社会

技術の進歩だけでなく
そのスピードや価値観に
ついていけるのかなと思ってしまいます。

 

 

70歳まで働くということは、
これからの社会で役に立てる人でいる
ということ。

年齢を重ねることで
得られるものもきっとありますが、

ネットで検索できる知識には価値がなくなり
手続き関係は電子化され
過去の成功体験も役に立たず
年齢とともに体力も衰えるとなれば

どんなスキルを身につけていたらいいか
どんなサービスがこれから求められるのか

収入を維持するための学び直しも
真剣に考えないとなぁと感じます。

 

 

終身雇用は難しいと言われる中、
雇用され続ける人材であってこその企業年金。

そして起業家やフリーランスにおいても、
所得があってこその私的年金。

 

 

不安でお金を貯めたくなりますが、
長く働きつづけるための
自己投資も必要です。

 

あと30年以上続く現役時代。
資産形成と自己投資のバランスを
考えていくことが大切ですね。

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今月、FP研究所さまのメールマガジンで
「リカレント教育とライフプラン」
というテーマでコラムを執筆予定です。

ご覧いただけると嬉しいです^^

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こちらのメルマガでは4月にも
『年金不安にどう向き合う?
若い世代の将来設計へのアドバイス』

というテーマで公的年金保険についても
寄稿させていただきました。

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